クロミッド効かない多嚢胞(PCOS) 妊活日記

クロミッドが全く効かない、もうすぐ30になる多嚢胞性卵巣症候群です。 現在メトホルミンとレトロゾールで治療中

「産まないことは逃げですか?」&毒はき

目からうろこな本を読みました。

 

私は、

子供の居ない夫婦は

「夫婦2人で趣味や旅行や、色々楽しいです」

みたいなことを言ってるイメージがあります。

 

 

でも私自身は

大した趣味もなく、そこまで旅行好きでもないので

そんなの、

子供が居ない寂しさを紛らわすだけのただの強がりだろって

正直思ってました。

 

でもこの本を読んで

ちょっとそのイメージがかわりました。

そして、少しだけ子供の居ない人生に対する恐怖感がなくなりました。

 

内容を心に刻んで置きたいので

ここに書かせてもらいたいと思います。

 

読んだ本は

 

 

産まないことは「逃げ」ですか?

産まないことは「逃げ」ですか?

 

 

 です。

 

 

 

この本は

不妊治療を経験し、

産まない選択をした女性が書いた本です。

 

この本の作者、吉田潮さんがすごく面白くて、破天荒で、

初めて本読みながら声出して笑いました。

下ネタが大丈夫な人は是非読んでみて欲しい。。。

こんな友達が欲しい!!

 

 

 

 

この本で印象的だった事

 

日本は子供は苦手、欲しくないと公言しづらい社会。

母親とは、自分のことを犠牲にして聖母のように振る舞うプレイだ
(理想の母親像をおしつけられる)

 

また、

これは作者のお姉さんが言っていた事として書かれていましたが

(作者の姉も子供を持たない人)

 

子供が欲しいと思うことは

●「自然に発生する本能的なもの」

●「世間体に縛られている証拠」

だそうです。笑

 

世間体、、。確かにこれは否定できませんでした。。

もし、私の周りが、子供はいらないと言う人ばかりだったら、、。

正直、私の不妊治療に対する熱意も変わってたと思います。

 

 

また、これは作者の知り合いの話として書かれていたことですが

「子供が居なくて寂しいと思ったことはない。だって元々居ないから。」

だそうです。

 

ごもっとも過ぎて何も言えない。。

 

 元々居るものが居なくなってしまえばそれは寂しい。

例えば、ペットが死んでしまったり、、。

 

作者の吉田潮さんは

子供が巣立ってしまう後の方が寂しいかもね

とも言っていました。

 

 

 

 

 私が不妊治療と向き合って一番怖い結末は

子供が恨めしいまま、夫婦2人で生きていくこと
です。

 

 

しかしこの本は

子供はいらない人、欲しくても出来なかった人を

肯定してくれる本だと思いました。

 

子供が出来なくても幸せな人生を送れる

自信がついたというか、理想を見つけられたというか

 

子供ができる出来ないどっちに転んでも

そこそこ幸せかもって思えました。一瞬

 

 

 

 

ーーーーここからは毒吐きます。ーーーーーー

 

自分は今一生懸命不妊治療してますが

不妊治療の体験記を読んだりするよりも

子供を産まなかった人の話を読んでるほうがよっぽど自分のために

なると思いました。。

 

私が怖いのは、

治療したが子供はできませんでした。ってこと

 

だから

子供は出来なかったけどそれなりに楽しく生活してるよって人の

幸せな生活を見て、読んで、知る方が

精神的によっぽど前向きになれることに気づきました。   

 

 

不妊治療で突き付けられる

子供ができないかも知れないっていう恐怖心が和らぐんです。

 

 

 

 逆に、

 

不妊治療を経て妊娠しました、無事出産しました。

これまでのことを、、、。

みたいなのは正直ヘドがでる。

ある芸能人の本とかね

暇かよ!!

 

 

 

私は不妊専門クリニックで、一応信頼できるお医者さんという

プロと一緒に、最善を尽くしてるつもりなので

 もしも、参考になることがあったらラッキーくらいで。

一人一人症状も体も違うしね

これは治療を進めてみて思ったことです。

治療も人によって全然違う

 

 

また、

結末が解りきってることに感情移入はできないし

時々、喉から手がでるほど欲しい日常が織り交ぜられてるから

目を通すのは

精神衛生上良くないなと個人的に思ってます。

妊活にストレスは良くないってよくいうしね!

 

 

 

 

しかしながら、

現在進行形で治療してる人が、

 

 

こういう検査をしました

    ↓

異常がありました

    ↓

治療しました

    ↓

妊娠できました

 

 

という過程を一緒に見届けたいって気持ちは心から持っています。

 

辛いことって完全に終わってしまえば何てことなくなってしまいますが

それが今起こってることとなれば大変なことだから

 

そういう大変な状況にいる人が書く文章は

重みが全然ちがうし、もし自分がその立場になったら、。

ってことをリアルに考えさせられる場でもあるし。

 

 

 

それと、

この本を読んで、

私が大っ嫌いなラインのアイコンを子供の写真にする女

の見方が少し変わりました。笑

 

私のライン上では、アイコンを子供の写真にする人って

圧倒的にデキ婚の人が多いんですよね。

 

今までは、ただのデリカシーのない女としか見れてませんでしたが

 

 

今は、

 

わざわざそんなことをするなんて

 

「望まずして子供が出来てしまったけど、

私はちゃんと母親やって、子供を愛してます。」

というアピール??

 

要は、

周りからの、デキだけど大丈夫か?虐待でもしてないか?

という心配を払拭するため?

理想の母親像に押しつぶされそうになってんのか?

 

というようにも考えられ、まぁお互い色々大変だな!と思え

怒りがすこし静まりました。笑

 

 

あー性格が悪すぎて

ちょっと公開するのも心配になってきましたが

まぁいいや!